いきなりですが、普段ストレッチングはしていますか?
・スポーツをする前のウォーミングアップでストレッチングをする
・スポーツをした後のクールダウンでストレッチングをする
・身体が硬いからストレッチングをする
・肩が凝っているからストレッチングをする
などなどストレッチングをする目的は様々だと思います。
そんなストレッチングにもいろんな種類がありますが、目的に合わせて使い分けることはできていますか?
今回は目的別にストレッチングをご紹介していきますね。
ストレッチングとは?
ストレッチングは、筋肉の柔軟性を高め、関節可動域の増大を目的に身体の筋肉を引き伸ばすことです。
このように記載すると難しく感じるかもしれませんが、ストレッチングは体育の授業で必ずといっていいほど行っているので、馴染みがある方も多いと思います。
ストレッチングについて遡ってみても明確な起源は分からないのですが、ストレッチングという言葉が日本で定着するようになったのは、1975年代だそうです。
ちょうどその頃に、ボブ・アンダーソンというトレーナーがアメリカで出版した書籍をきっかけに、瞬く間に定着したと言われています。
皆さんが想像するストレッチングといえば、例えば「地面に手が付くようになりたいから、前屈の姿勢で〇秒キープする」とか「肩が凝っているから首を前に傾けて〇秒キープする」など、ストレッチングをする姿勢をキープするやり方ではないでしょうか。
もちろんこのやり方のストレッチングも正解なんですが、ストレッチングにはこのやり方以外にもいろんな種類があります。
ストレッチングの種類
まず1つ目は、スタティックストレッチングです。
スタティックストレッチングとは、反動を利用せずにゆっくりと筋を伸ばし、数十秒間保持をするストレッチングのことです。
別名静的ストレッチングとも言われており、まさに上述したストレッチングのやり方です。
主な目的は、柔軟性向上と言われています。
次に2つ目は、動的ストレッチングです。
動的ストレッチングとは、関節を全可動域で繰り返し動かし、目的の筋肉の収縮と伸張を繰り返すストレッチングのことです。
身体を静止せず動かしているのにストレッチングが出来ているとは驚きですよね。
主な目的は、競技前のウォーミングアップと言われています。
次に3つ目は、バリスティックストレッチングです。
バリスティックストレッチングも動的ストレッチングと同様に、関節を全可動域で繰り返し動かし、目的の筋肉の収縮と伸張を繰り返すストレッチングのことです。
動的ストレッチングとの違いは、動的ストレッチングは反動をつけずにスピードをコントロールして行いますが、バリスティックストレッチングは反動をつけて筋肉を伸張させます。
主な目的は、競技前のウォーミングアップと言われていますが、最近はあまり使われていないそうです。
次に4つ目は、ダイナミックストレッチングです。
ダイナミックストレッチングとは、動的ストレッチングで行う反復ストレッチングの最後に、目的の筋肉に静的ストレッチングを加えて行うストレッチングのことです。
主な目的は、競技前のウォーミングアップと言われています。
ストレッチングを続けてみて実感したこと
ここまで色んなストレッチングをご紹介してきました。
このストレッチングやってみようかな!など興味が沸いてきているかもしれませんね。
学生の頃はバスケットボールや水泳をしていたので、色んなストレッチングを試して違いを実感してみたかったです。
しかし、最近はピラティス以外は全く行っていないので、スタティックストレッチングを継続して行ってみることにしました。
学生の頃は、開脚は180°開き、前屈も胸までピッタリ床についていて、柔軟性には自信がありました。
ただ、運動を全く行わなくなってから、みるみる身体が硬くなっていきました。
今では前屈でつま先に指がつくかつかないかのレベルです。
中でも一番衝撃だったのが、椅子に座った姿勢で膝をまっすぐ伸ばせなかったことです。
自分では伸ばしているつもりでも、周りから見て全然伸びていなかったらしく、信じられなかったわたしは横から写真を撮ってもらいました。
、、、周りの目は正しいですね。
わたしの膝、曲がっていました(泣)
そこで、ふくらはぎと太もも裏のスタティックストレッチングを毎日続けてみることにしました。
続けて3ヶ月頃経ってから、前回と同様に椅子に座って膝を伸ばしてみました。
再度写真も撮ってもらって確認してみると、、、
わたしの膝、伸びてましたー!
あの写真を見るまでのドキドキの時間は今でも忘れられません。
ちょっと大げさですね(笑)
何はともあれ、スタティックストレッチングを続けたことで無事に膝が伸びるようになりました♪
ここでやめるとまた元に戻ってしまうと思うので、引き続きスタティックストレッチングを行っていきたいと思います。
まとめ
今回は、ストレッチングの種類や、わたしが実際にスタティックストレッチングを続けてみて実感したことについてお伝えしました。
ストレッチングもピラティスと同様に、自宅でマット1枚あれば簡単にできます。
ぜひピラティスと合わせてストレッチングも継続して行って頂けたら嬉しいです。
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